「入園拒否は不当」と提訴 のどに障害の5歳女児

この記事の親子、TVのニュース番組で見ました。あどけない女の子が一生懸命「幼稚園に行きたい」と訴えていました。
僕の父は戦時中、肺を患って、死ぬ数年前にこのお嬢さんと同じように喉を切開して、そこから酸素を送り込んでいました。で、やっぱり痰は吸引しなきゃいかんわけですよ。うちの場合は元看護婦であった母がほとんど付き添っていて、それをやってたわけですが、母が居ない時は看護婦さん呼んでました。だって「医療行為」ですから。現実的には家族がやっている場合がほとんどなんだそうですが。
とりあえずこの親御さん、色々と事情はあるのでしょうが、もしこのままごり押しで保育園に預かってもらうことになったら、このお嬢さんにもしものことがあっても、保育園には文句を言わないっていう約束をしないと駄目だと個人的には思います。僕には子供が居ないからえらそうなこと言えないけど、やっぱり他人に子供を預けると言うのは通常の場合でもリスクが高いのに、こんな「医療行為」が定期的に必要なお嬢さんを他所に預けるのに、その準備ができていない施設に預けようとするなんて、親としてどうかと思います。
つーか、子供のあどけなさを全面的に押し出したあの記者会見はどうよ?クソマスコミのやりそうな事だけど、それを許したのは親でしょうから、とても失礼な言い方だと思いますが、反吐が出そうに愚劣だと思いました。