W杯 プレイオフ 2nd Leg

PSVオーストラリア VS ウルグアイ。まさに死闘。ヒディング恐るべし。こんな短い期間で自らのサッカー哲学をここまで徹底させるなんて驚異的です。コンフェデで見たチームとは別のチームでした。オーストラリアは「1-0で終わってもいいけど、2点目を取りにいく」という戦い方、逆にウルグアイは1点を取れば済むのに、その1点が取れないし、見てる方にもそのイメージが湧きませんでした。レコバが引っ込んでしまった時点で勝負ありだったということだったのでしょう。それでもPK戦まで持ち込めた訳ですが、ウルグアイはそんな状況になるなんて想像してなかったんじゃないかな。気持ちはオーストラリアが勝っていたと思います。普通に戦えばウルグアイの方が圧倒的に強いはずなのに、だからサッカーは面白い。


「アジア枠が広がる」とか能天気な事を言ってる方もいらっしゃるようですが、そんなことより、こんな修羅場を潜り抜けて自信を深めたチームがアジアにやってくることの脅威を感じていないのでしょうか。まあ、今のユルユルのアジア枠にこんな強いチームがやってくることは良いことだとは思いますが。