Jリーグ ジェフユナイテッド千葉 VS ヴァンフォーレ甲府

いや、素晴らしい試合でした。甲府が前半最初からアグレッシブに攻めまくってくるので、ジェフは防戦一方。本来ジェフがやろうとしているサッカーを甲府が見せてくれました。しかし、J1での経験にまさるジェフが2点取った時点で勝負は決まりかなと思っていたのですが・・。とにかく両チームとも休んでる選手が一人もいない。ボールも動くけど、それ以上に選手が動いているという感じです。かつてオシム監督が就任して、急激に注目され始めたころのジェフと今の甲府は似ています。そしてそれが日本人の監督のチームである事が素晴らしいことではないかと。本来最も先鋭的であるはずの代表チームがあの体たらくである事に反比例するように、プロヴィンチャと言ってもいい、いくつかのチームの先進的な動きは、決して日本のサッカーは死んでいないということを実感させてくれます。昨シーズンのジェフ VS トリニータと並ぶ名勝負でした。
totoは大外れだけど関係ねーよ。代表だけ見てると日本のサッカーの未来は暗いけど、Jリーグ見てるとそんなことは微塵も感じない。確かに海外のリーグを見るとそのレベルの差に愕然とする事もある。ただ一歩づつ・・いや、もしかしたら一歩の百分の一の歩幅かもしれないけど進んでる実感は、Jリーグを見続けているサポーターは確実に感じていると思う。去年の試合の時も思ったけど、わずかではあるけど確実に進歩している瞬間に我々が居合わせている事の幸せを感じます。
もう一度言います。スカパーが見れてまだこの試合見てない人、必見です。何百分の一ではあるけど、日本のサッカーの進化を確認できる試合です。