昨日の欧州サッカー

いやー、やっぱりベッカム様はすごいなー。
確かにこういうチームの危機的状況の中で、ベッカムのような「飛び道具」を持った選手は有効なわけで、もう少し早く使えば良かったのに。
岡ちゃんの解説が面白かった。常に監督の視点での解説で、マドリーのCKの攻撃の際の動きを指摘して*1、「チームの状況がおかしい時こそ、セットプレーの練習をしっかりして点を取ることで(チームが)変わるんです。この時期にあえてセットプレーの練習をする勇気が必要。」と。「いや、難しいんですよ。こんな時はつい戦術の練習とか守備の建て直しとかしちゃうんですよ・・」という言葉が妙に説得力がありました。その後、ベッカムのFKが決まった時の無邪気な喜び様が、本当にカペッロの立場に立って試合見てるんだなあと。
しかし今回ベッカムが活躍した事で、クビはつながったけど、カペッロの立場はさらに微妙になったような気はします。今後、どういう風にベッカムを使っていくつもりなんでしょうか。
シュトゥットガルド VS ブレーメンは好勝負。これも前日の「Foot!」で、鈴木良平氏のシュトゥットガルドのチーム分析を見ていたので、試合の見方も変わりました。マリオ・ゴメスカカウのコンビネーションの素晴らしさを事前に聞いていましたが、その解説どおりのゴールシーンも見れたし。ブレーメンはこの2連敗は痛い。ここからどう立て直していくのでしょうか?

*1:後方で3人のプレーヤーがかぶっていて、おそらく選手が加入したばかりで、ちゃんとセットプレーの練習が出来ていないのだろうとの事でした