オシム監督、ヤマは越えつつある

とにかく今望むのは、もう一度家族に監督の笑顔を見せてあげたいということだけ。そして、その希望がかなえられる可能性は、ほんの少しではあるけど高くなったみたいだ。
この人に関しては、これが良くも悪くも川淵氏だと思うので、今はどうこう言うことはない。
この件に関しても、協会を批判する気にはならない。誰だって異国でアクシデントが起こればパニックになる。その際に一番頼りになる人がたまたまフランスにいたということ。結局人と人とのつながりが大事なんだけど、協会とオシムさんの間に祖母井さんとの間ほどの信頼関係がなかった事は、今更どうこう言わなくても明白だった。とても残念な事ではあるけれどそれが現実だと思う。
もし協会が今後批判に晒されるとするなら、代表に関して混迷を極める状況が生まれた時でしょう。皮肉なことに今回の件で、協会が長期的に代表の展望を考えていたか、「オシムに4年間丸投げ」のつもりだったかがはっきり分かる状況になった。この方のおっしゃるように、泣いてる暇があったら、とにかく冷静にやるべき仕事を完遂していただきたい。


明後日は本当の大一番。「たかが」五輪代表と言う人もいるが、それでも我らが代表。目をさました爺ちゃんに怒られないように、きっちり勝ってくれ。