西野さん、あんたはチンカスなんかじゃない、漫才師だ

「チンカス西野」西野公論


結局、自分に対してこういう追い込み方しか出来ない人なんだろうなとは思うけど。
とにかく、このエントリーを見た時、まず思ったのは「あ、逃げたな」ということ。あれだけ散々煽って煽りまくって、自分が一番だと誇示しまくった挙句の敗北。その結果、ありとあらゆる誹謗中傷が自分に降りかかってくるだろうなという事は、彼自身分かっていたと思う。それを見越してのこの文章。自らが考え得る最も最低の中傷である「チンカス」という蔑称を自ら叫ぶ事で、様々な輩にdisられる事から身を守っている文章にしか見えなかった。一見、素直に敗北を認めて、これから頑張ります的な内容に見えるけど、どう見ても自らのプライドを守るための自己防衛の手段にしか見えなかった
サンドウィッチマンは本当に面白かった。とても軽やかで気負いは一切ないようにに見えた。彼らの中には、キングコングトータルテンボスがそれぞれ抱えていた重たいものは、その時には感じられなかった。でも、もちろん彼らにもそれはあった。フラットファイブという、吉本が指先で握りつぶしてしまえそうな小さな事務所の、でもそこに関わっているたくさんの人達の大切な思いを抱えて。
でも、そんなドラマは後付けだ。
近しい人からのアドバイスもしっかりと聞きながら、「もう、ネタが無いんですよ」とおどけて見せて、しっかりと笑いだけで勝負した上での勝利。
努力を訴えたり、10円ハゲを見せられても誰も笑えない。西野さん、お願いだから普通に笑わせてよ。何でそんなに自分を卑下するんですか?あんないい漫才だったじゃないですか?梶原さんがかわいそうだよ、その言い草は。
なぜ、自分達が負けてしまったのか?その本当の理由が分からない限り、どれだけ巨大な才能を擁していようが決して僕達を面白がらせる事はできない。

あんたはチンカスなんかじゃない!無様にお笑いの勝負に負けた漫才師や!