清志郎のこと

正直今さら何を語る気にもなれない。そんなに熱心なリスナーではなかったけど、同時代を生きたロック好きとして、彼に何の影響も受けてない訳がない。好きな曲もたくさんあるし、思い出もたくさんある。でも、言葉で語れば、テレビで散々語られているような美辞麗句しか出てこないだろうし、そんなものを自分のブログに載せるのも耐えられない。ただただ、今は彼の歌声を聴いていたいだけだ。

そして、ここ数日、日本中のあらゆるメディアで空々しい言葉が垂れ流される中で一切何も語らない、誰よりも近く信頼しあっていたであろうチャボの声を聞きたい。言葉なんかいらない。ただただ、彼が奏でるブルーズが聴きたい。間違いなくとても哀しく、とても美しいはずのギターと歌声を聴きたい。