ガンバ大阪が西野監督を解任しない理由。[Jリーグ観察記]

これまでの歴史を見てもガンバ大阪というクラブは、そんな頻繁に監督を途中交代するタイプのクラブではない。まして、クラブ最大の功労者である西野氏。確かに馴れ合いは良くないが、監督を解任するという事の重みが、この人には感じられないのだろうか?
たとえば、西野氏とガンバとの間の契約がどうなっているのか判らないけど、もし複数年契約の最初の年だとしたら、今、解任することでどの程度の違約金が発生し、新しい監督の契約にどれだけの金額が必要か。今の成績が、そこまでのリスクをかけるほど絶望的な成績だとは思えない。現時点でも、前年度の最終順位よりも上な訳で。正直ここ数年の成績は、決してマンUやレアルを引き合いに出せるほどのものではないと思うし、今年全くタイトルが取れなかったら、さすがにクラブも後任探しを始めるでしょう。
まったく、サカつくじゃねえんだからよ。あと、準関係者として言わせてもらえば、今のパナソニックにそんなお金ありません、勘弁してください、本当に。