夢の扉〜NEXT DOOR

日曜日はいつもより食事の時間が早いので時々見てるんだけど、今日は韓国に渡って講師になった
方のドキュメントでした。生徒の親も交えた授業の中で、ぺ・ヨンジュンの日本での異常な人気を
VTRで見せていた。そこから色々なディスカッションをしていて、印象的だったのが「もし自分の
妻が日本の俳優にこんなに夢中になって、家のことを何もしなくなったら許せない」といっていた
お父さんが、日本人と韓国人の国際結婚について「娘が日本人の所に嫁に行くのは問題ないが、
息子が日本人の嫁をもらうことには少しためらいを感じる」と言っていたことでした。韓国の方の
自らの文化に対するこだわりの強さを改めて感じました。それを見ていてふと思い出したのが、
id:lovekoreaさんのブログ。いつも読み物として面白い文章ばかりで、楽しく見させていただいている
のですが、lovekoreaさんは在日コリアンの方なので、韓国の文化に対しても日本の文化に対しても
ある程度の理解があって、ちゃんと知性も持ち合わせているからこのような文章が書けるのでしょうね。
というか、これが在日の方の等身大の姿であるというのが本当の所なのかな。
今回の番組の主人公、水野俊平さんも韓国と日本の文化の架け橋になろうと努力されていて、そこにも
やはり知性が感じられて、とても好感が持てました。
日本と韓国(朝鮮)との間には、そう簡単には埋めきれない溝があるし、サッカーファンである自分には、
韓国という国に対して複雑な感情があるのは紛れもない事実です。
ただ、このような溝を埋める方法は、個人個人の少しづつの努力が一番効果的な方法ではないかと
今日のTVやlovekoreaさんのブログを見ていると思うのです。とても時間がかかるだろうけど、
いつか両国の関係が何の違和感もないニュートラルなものになる時代が来ることを望みます。