あの質問をしたのはダバディ氏だった

先ほどフジテレビの「すぽると」でダバディ氏が、自らがオシム監督に質問した場面を放送していました。質問の内容は下記の2つ。

・日本サッカーの長期間の強化について質問したい。日本は地理的に孤立しているし、選手は厳しい環境でプレーしていない。そうした中でどういう強化を考えているのか。もっと海外遠征をすべきだと思うか?

・国内で意味のない親善試合をするよりも、もっと海外で試合をすべきだと思わないか、という質問のつもりだったのだが。

TVではもう少し柔らかい表現でしたが。これに関するオシム監督の答えもさらに深く掘り下げた納得の回答。こうやって見てみると、確かにダバディ氏らしい質問ですな。本当にこれからは誰がどんな質問をしたかも明記して欲しい。ちなみに、放送中にダバディ氏は「早く直接インタビューしたい」と語っていました。このように知的好奇心を刺激され、オシム監督と直接話がしたいという人が、あの会見で質問した人の中からたくさん出てくることを望みます。


あと、ここ何日かネットで話題になっている「イエメン戦苦戦の自作自演説」は考え過ぎだと個人的には思う。日本はユーゴスラビアじゃないですから。なんぼオシム監督でも、そこまでまわりくどいことしないでしょう。単純に新しく試した選手がフィットしなかっただけだと思う。ただ、公式戦で新しい選手を試さないといけないという状況は問題ありかもしれませんが。まあ、自作自演だったとしたら、オシム爺さんの心臓には毛が生えてるということで。
オシム監督の発言を「まわりくどい」と言う方も多いようですが、スポナビの会見全文を見てもわかるように、真っ当な質問をすればストレートに答えてくれる人だと思う。まわりくどい事言われているのはアホな質問した相手限定じゃないかと。