アジアカップ 日本 VS カタール

まあ、多くの方が語っている通り。ただ、あの1試合通して感じられたグダグダ感が作戦なのか本当に動けなかったかは気になるところだけど。今回ばかりはこの方の意見に賛同。最後のジェフ勢への嫌味は余計ですが。何よりもショックだったのは、オシムでさえリアリズムの誘惑には勝てないのかという事。後半30分過ぎ、まだ1点しかリードしていない段階で橋本を入れた時は正直失望した。今回の敗戦に等しい引き分けは半分は選手のメンタリティや経験不足、半分は監督の采配にあると思う。そもそも最初のメンバー見た時にちょっとこれは・・って思ったもの。やはり真剣勝負でファンタジスタ3人を共存させるのは難しいのでしょうか。
爺ちゃんのブチ切れっぷりには、俊輔もびっくりしていたみたいだけど、これはたぶん半分は感情的だろうけど、半分は計算だと思う。ジェフ時代に選手を名指しで批判して怒鳴りまくるなんてしょっちゅうだったはず。今回名指しだった阿部なんて「うわぁ、久しぶりだ、この感じ」ぐらいの感覚だったんじゃないでしょうか。この屈辱を次に生かして欲しい。とりあえず勝ち点1は取った訳だしね。
俊輔や遠藤は闘志を表に出さないタイプだから、フィールドプレーヤーにもう少し熱いタイプの選手が必要かなとも思いました。個人的には、今更ながら播戸選手の不在が悔やまれます。羽生だけでは空回りするだけだったから。
これでなおさら面白くなったと言える大人の感覚がうらやましい(笑)。正直、試合終了直後はヘコミまくって、酒あおりましたから。しかし、1年振りのこのドキドキ感はやはりたまりませんね。あらためて、この痺れるような感覚を1試合でも多く味あわせて欲しいものです。