キリンチャレンジカップ 日本 VS シリア

どうも、協会の小銭稼ぎに加担してきました、kats222です。現地に見に行ってきましたよ、シリア戦。人生初のフル代表の試合を観戦してきました。
早めに行こうと思って1時間以上前に地下鉄の三宮駅に着いたら、切符売り場の前に長蛇の列。U-23の試合の時にはこんな光景はなかった。スタジアムに着いてからも、チケットを切ってもらうまでに十数分。席に着いたのは君が代を歌う直前でした。やっぱり代表戦はちがうなー、というのが率直な感想。
試合が始まってからの印象がいくつか。

・長友が、オシム時代の駒野のようにガンガン攻め込んでくる。ファーストシュートで得点を取れたことでさらに自信が増したんじゃないかと。勘違いだろうと何だろうと、この調子で頑張ってほしい。

・寺田は何回か選手に乗っかるようなDFでファウルを取られてた。本番では気をつけていただきたい。

・内田はフリーになることが多かったけど、ミスも多く、他の選手との連携も悪い。ここまで信じて使ってもらってるんだから、コンスタントに実力を発揮してもらわないと。

・生で見る玉田は、想像をはるかに超えて速かった。やっぱ、すげえ。

忠鉢さんのこの記事には、大いに異議あり。確かに小銭稼ぎとしての親善試合は厳しく批判されるべきだと思うけど、この切り口はおかしいでしょ。
今回のように、大事な試合の前に主力選手の怪我人が続出した場合は、たとえ相手がひどいチームだったとしても、控え選手にとって貴重な実戦の機会である訳で、世間一般の方々から見て意味のない試合でも、見方を変えればとても大事な試合になるんじゃないかと。どんな状況だろうと、実戦と練習は違い過ぎるでしょ。
昨今の代表人気の陰りの中で数少ないメリットは、今回の僕のようになかなか代表の試合が見られない人間にも、こういう生観戦の機会を得ることができたことだと思います。いつでも気楽に試合会場に行ける人達には、僕たちのような田舎の人間の心情なんて想像できないんでしょうけどね。
批判されるべきは、大事な調整試合にまともな相手を呼ぶ事のできない日本サッカー協会の政治力のなさであって、試合そのものの存在意義ではないですよ。そのあたりの認識をはき違えているとしか思えない記事でした。