俺も「泣ける曲」を選んでみた

先日、王将でメシ食ってた時、この番組をやっていたのですよ。
普段だったら絶対視ないんだけど、勝手にチャンネル変える訳にもいかないので黙って視ていたのですが、単純に曲の内容そのものが「泣ける」ということでなく、様々なサイドストーリーを絡めて紹介していて、それに関するコメントも鼻につくような讃辞ばかりで、何とも視てて居心地が悪かったのです。でも、これで取り上げられたら、それなりに売上に影響が出るだろうし、新手のプロモーションみたいなものになってしまってるんだろうな。


そういう訳で、絶対あの番組では取り上げられないような「泣ける曲」を勝手に選んでみました。


「12号室」/ SION



とにかく、能書きなしでこの緊張感あふれる9分1秒を体験して欲しい。僕は大学生の時、初めてこの曲を聴いて泣いた。歌を聴いて泣いたなんて初めての経験だった。

SIONでは他にも、終わりが近づいた恋人同士の心情を歌った「火がつかない」という曲も切なくて泣けます。

comes

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Passing Bell/小山卓治


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小山卓治氏は、実体験が歌に大きく反映されているSIONとは違って、とても優秀なストーリーテラーだと思う。だから1曲1曲が映画の一場面のように美しくて切ない。その中でもPassing Bellは本当に名曲。他の曲も素晴らしい曲ばかりです。しかし、卓治はいくら売上が上がるからって、こんな番組、絶対出ないだろうなあ。


とりあえず、泣ける歌を人に薦めるときは「これ聴け!絶対泣くから!」で充分だと思います。それじゃ番組にならないのは良く分かってますが。