SPORTS YEAH!廃刊

個人的にはNumberよりは、こちらの方が興味深い記事が多かったとは思う。でも、実際に買う時は立ち読みして面白そうな記事が載っている方を買うという買い方だった。結局は、そういう雑誌だったということではないかと。冷たいようだけど「Numberのパチもん」というイメージを最後まで拭いきれなかったのが敗因だと思う。この件に関して、僕などより何百倍も興味深い考察を書かれている方がいらっしゃるので紹介します。

真冬にビキニはたいへん結構だったのだが。「見物人の理論」

要するに「Numberのスタイルを借りながら、よりジャーナリスティックで硬い総合スポーツ誌」という立ち位置が中途半端だったということかな。より深く批評的な文章が読みたいなら「サッカー批評」を買うし、サッカー記事のついでに安藤美姫の制服姿が見たいなら(笑)Numberを買う。

ただ、両誌ともサッカーをメインにすることが多いのは、こういう雑誌の需要はサッカーファンに多いし、売り上げも高かったんじゃないでしょうか。その方向に絞って生き残るという方法もあったんじゃないかな。

でも、単純に選択肢が減るというのは残念です。もし最後の座談会にあるように、コネクションや人材があるのなら、今回の反省を踏まえて、またどこか別の場所で新しい試みをして欲しいと期待します。