アジアカップ予選 香港 VS 日本

今日はめずらしく代表の試合を素面で見たので久々に更新。

結果はともかく、試合内容自体は芳しいものではなかった。ただ、それは日本の不甲斐無さを嘆くよりも、香港の頑張りを認めてあげるべきものでしょう。はっきりとしたプランをもって彼らは本気で勝ち点を奪いにきていたし、それゆえにギリギリまで守備の集中力を欠くことはなかった。思ったよりは好試合になったと思う。
松井と大久保はこのままブレイクできずに終わってしまうのだろうか?体調が悪いらしい松井はともかく、大久保はあまりにも不甲斐無さすぎる。いい加減信じて使ってくれている岡田監督の思いに答えて欲しいのだが。アテネのあのチームが好きだった僕にはちとつらい現実を見せられた気分。逆に岡崎は、完全に波に乗っている。この調子を来年の6月まで途切れずに続けてくれるのを願うだけだ。

この一年で代表チームはかなり進化していると思う。一年以上前の絶望的な気持ちを考えると、だいぶましな気分。もちろん世界のスタンダードとの距離がはるか遠く彼方であることは、あえて試合をしなくても判る。けれども、せめて本大会までにどのくらいの差があるかを一度でも多く確かめたい。そして、少なくとも4年前のあのジーコジャパンとは比較にならないくらいに、今のチームに対する気持はポジティブだ。少なくともそこにはチームの成長があるから。だからこそ、今日みたいな試合でも見届けるし、今日の試合中のTwitterでの、僕がフォローしている多くのサッカー好きの発言が少なかった事が凄く寂しい。

でも本当は、本当はマジで世界を驚かせる事の出来るサッカーを見せられるはずだったんだよなあ。もう二度とこういう事を書くつもりはなかったけど、心の底から悔しいよ、まったく。