2010広州アジア大会 男子サッカー 日本 VS UAE

アジア大会初の金メダルであり、関塚さんが代表監督として初めての国際大会でいきなりの優勝という快挙。本当にめでたい。

正直言って、今回の大会は組み合わせにも恵まれて、本当に強い相手は準決勝以降というゆるい大会ではあったのですが、ユース時代に国際大会での貴重な経験を逸した世代がこのような大会を通して勝ちきった経験は、後になってプレーヤーとして大きな糧になるはず。金と銀では重みが違うので、本当に良かった。

試合そのものは、試合開始から70分まで押されっぱなし。かなりテクニカルで冷静なチームだったUAEは、イランのように先制点を取って直後に腰が引けてしまうような事はなかったと思うので、本当に先制点を取られないで良かった。前半終了間際、一瞬ペースを奪ったのだが、ハーフタイムでまた押し込まれて、このままやられてしまうかと思ったけど、よく耐えきった。今回のチームは、最後までDFに関しては安定していて、安心して見られた。相当バーやポストに助けられた場面もあったけど。運も味方してくれたのだな。

改めて思ったのは、やっぱりサッカーは監督って重要だなという事。JFAは最低限、せめてJリーグでしっかりと結果を出してる監督を若年層の指導者に選んで欲しい。もし海外から招聘できるならなお良し。若年層こそ一流の指導者に教えてもらわないとダメでしょ。